1/23開催 第48回地球大学アドバンス [ コミュニティ・セキュリティの再構築] シリーズ 8 感染症と文明―共生への道

第48回地球大学アドバンス [ コミュニティ・セキュリティの再構築] シリーズ 8
感染症と文明―共生への道

日時 : 2011年1月23日 (月) 18:30~20:30 18:00開場
場所 : 新丸ビル 10F エコッツェリア
企画・司会 : 竹村 真一氏(Earth Literacy Program代表/エコッツェリアプロデューサー)
ゲスト : 山本 太郎氏(長崎大学医学部・熱帯医学研究所教授)

費用 : 2000円(エコッツェリア会員企業所属の方は無料)
定員 : 50名(申込先着順)

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モデレーターからのコメント

また新型インフルエンザの流行が心配な季節がやってきました。
100年近く前の新型インフルエンザ「スペイン風邪」は、世界中で数千万人の死者を出し、第一次大戦の終結を早めました。
しかし現在は人口も増えて都市も高密化し(満員電車という高効率の感染カプセルもあります!)、さらに数時間で感染者を地球のあちこちに運ぶ航空機ネットワークにより、地球規模のパンデミック(感染爆発)のリスクが100年前とは比較にならないほど高まっています。

また感染が復活しつつある結核、地球温暖化とともに感染域が日本にも近づきつつあるデング熱、あるいはエイズなども含め、感染症対策は人類社会にとって最重要のリスクマネジメント課題の一つと言えるでしょう。
では、その究極の対策は?近代医学は「病原菌の撲滅」と衛生環境の向上に邁進してきましたが、名著「感染症と文明」(岩波新書)の著者・山本太郎教授は、ウィルスや病原体の”撲滅・根絶”がその解ではないと説きます。

そこで展開されるのは、地球環境(生態系)と人間社会と病原体をトータルな「共生系」として捉え、その共生のバランスを探ろうというポスト近代の新しい医学思想。そして、ヒトへの適応過程にある(=次第に致死的な病気を発症しなくなり人類と共生しつつある)病原体の存在は、新たな病原体に対する「防波堤」の役割も果たす――従ってその「根絶」「消滅」は人類の防波堤の廃棄ともなると。

思えば人間も、人間だけで生きているわけではない。我々は腸内や皮膚や遺伝子のなかの多様な微生物との共生系であり、地球生態系とのつながりのなかの動的平衡(異種間コミュニケーションの系)として存在しています。そんな人類にふさわしい新たな医学・健康思想を、文明史的な観点から感染症を研究されてきた山本教授に伺います。あわせて新型インフルエンザなどの感染症対策について、企業の取組みも紹介します。

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