11/18 地球大学×食と農林漁業の祭典『農業分野の新ビジネス』

日本の農林漁業・食品産業・農山漁村がもつ素晴らしい価値を国内外に広く伝えることを目的として、2012年初めて開催した『食と農林漁業の祭典』。
全体では延べ約35万人の方にご来場いただき、日本の「食」と「農林漁業」のすばらしさをアピールしました。今年も、11月を中心として、この国が持っている食の実力を、世界へ向けて発信していきます。

同じく、2012年度より「食」を中心のテーマとしたセミナーを継続しており、今年度は更に「食」にフォーカスしている『地球大学』。

この2つの共同開催で、シンポジウム<地球大学×食と農林漁業の祭典>を2回にわたってお送りいたします。
11/11(月)の第1弾『丸の内健康宣言』に続き、第2弾は11/18(月)に『農業分野の新ビジネス』をテーマに実施いたします。

ゲストには、伊藤 彰 氏(日本サブウェイ株式会社)、藤田 和芳 氏(大地を守る会・(大丸有つながる食プロジェクト)、田中 淳夫 氏(銀座ミツバチプロジェクト)、井上 友美 氏(三菱地所株式会社 商業施設業務部・丸の内シェフズクラブ担当)を迎え、農業分野を絡めた新ビジネスを含めた日本の食の新しい可能性について語っていただきます。

地球大学×食と農林漁業の祭典『農業分野の新ビジネス』

日時
2013年11月18日(土)
18:00〜19:30(17:30開場・受付開始)
[19:30~懇親会]
会場
「エコッツェリア」
(東京都千代田区丸の内1-5-1  新丸の内ビルディング10階)
参加費
2,000円
申込URL
http://www.ecozzeria.jp/events/earth/post-15.html

地球大学アドバンス, 講演/セミナー

11/12開催! 第57回 地球大学アドバンス [食の大学シリーズ 第4回] 日本農業の成長八策 ー本当の食糧安全保障とは何か?

“日本農業には、アメリカ農業をも追い越せるほどの潜在力がある。”-こう語るのは『日本は世界5位の農業大国』の著者・浅川芳裕氏。農業は衰退産業という世の中の常識を具体的なデータで覆し、農業が世界に貢献しながら日本を再生する鍵となる道を「日本農業成長八策」として提案されています。

日時 : 2012年11月12日 (月) 18:30~21:00 18:00開場
場所 : 新丸ビル 10F エコッツェリア

ゲスト:浅川 芳裕氏(月刊『農業経営者』副編集長、(株)農業技術通信社・専務取締役)

モデレーター : 竹村 真一(Earth Literacy Program代表/エコッツェリアプロデューサー)

費用 : 2000円
定員 : 40名(申込先着順)

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地球大学アドバンス

9/24開催 第55回地球大学アドバンス [食の大学シリーズ 第3回]都市のグリーン化、TOKYOの菜園化

「食」をテーマに展開している2012年度の地球大学アドバンス、第3回は「都市のグリーン化、TOKYOの菜園化」をめぐり、そのトップランナーとして斬新なアイデアを実践する㈱パソナ代表・南部靖之氏にキーノートスピーチをお願いします。

日時 : 2012年9月24日 (月) 18:30~21:00 18:00開場
場所 : 新丸ビル 10F エコッツェリア

ゲスト : ゲスト:南部 靖之氏((株)パソナグループ代表取締役グループ代表)、田中 淳夫氏(NPO法人銀座ミツバチプロジェクト副理事長)

モデレーター : 竹村 真一(Earth Literacy Program代表/エコッツェリアプロデューサー)

費用 : 2000円
定員 : 40名(申込先着順)

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地球大学アドバンス

7/2開催 第53回地球大学アドバンス [食の大学シリーズ 第2回]東北の食の未来

日時 : 2012年7月2日 (月) 18:30~21:00 18:00開場
場所 : 新丸ビル 10F エコッツェリア
企画・司会 : 竹村 真一(Earth Literacy Program代表/エコッツェリアプロデューサー)
ゲスト : 藻谷 浩介氏(日本総合研究所・主席研究員、『デフレの正体』著者)

費用 : 2000円
定員 : 40名(申込先着順)

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「食」をテーマに展開する今年度の地球大学アドバンス。第一回の「スローフード」に続き、今回は「東北の食」に焦点を当てます。
3.11東日本大震災で大きな被害を被った東北の水産業や農業、原発事故後の風評被害・・。復興作業の遅れとも相まって、生業の存亡に関わる苦境は続いています。しかしエネルギーや過疎・高齢化などと同様、震災はそれ以前から潜在していた構造的な問題を浮き彫りにした面もあります。ならば今回の危機は、東北にとって新たな地域づくりと産業創生のチャンスと捉えるべきかもしれません。

もともと東北は、東アジアの中でも数少ない食糧自給が可能な地域。オホーツクの恵みを運んでくる”親潮”(文字通り魚を産み育てる海流)と黒潮が出会う豊穣の海、米をはじめとした多様な穀物、野菜や山菜、果実、畜産物と最高品質のものがすべて揃う。しかし、それゆえに(また東京首都圏との近接性から)素材のまま出荷されるものが多く、東北の潜在的な価値創造のポテンシャルが十分発揮されてきたとは言えません。
東北の豊かな地域資源が、サステナブルで高付加価値の地域経済デザインにつながるような構造を創出すること――そうした真の意味での「東北の食のブランド化」は、風評被害の克服も含め、世界の中での日本の食のブランド化の大きな柱ともなるでしょう。そして東京首都圏や丸の内は、そうした東北の食の高付加価値化の実験場として、また世界市場への窓口としてどんな役割を果たしうるか?

“東北の食の未来をデザインする”――今回は東北の食や産業構造に精通し、政府の「復興構想会議」専門委員としても数々の提言をされてきた藻谷浩介氏に、「食」からの東北復興プラン、日本再生計画をたっぷり語っていただきます。

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地球大学アドバンス

5/28開催 第51回地球大学アドバンス [食の大学]1 ソーシャルキャピタル(社会資本)としてのスローフード

日時 : 2012年5月28日 (月) 18:30~21:00 18:00開場
場所 : 新丸ビル 10F エコッツェリア
企画・司会 : 竹村 真一(Earth Literacy Program代表/エコッツェリアプロデューサー)
ゲスト : 石田 雅芳氏(スローフードジャパン国際部長)
戎谷 徹也氏(大地を守る会)

費用 : 2000円
定員 : 40名(申込先着順)

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ここ十年来、日本でも定着しつつある「スローフード」という言葉――。しかしその本質は必ずしも十分に理解されているとはいえません。
スローフード運動とは、何より生産者と生活者を結ぶ「社会関係のリデザイン」であり、多様な「地域文化の継承・更新」です。単に安全な食材を選び、スローに食を愉しむ以上に、そうした顔の見えるつながり(ソーシャルキャピタル)を創生してゆく社会OSとしての価値。そのコンセプトは例えば、ファストフードとグローバリズムの渦のなかで消滅の危機にある多様で稀少な食の生産者を保護する「味の箱舟」プロジェクトにも表れています。
また世界各地のそうした動きが地球規模で連動・共振しあうことで、いわば「地球食」(=宇宙船地球号の食)のデザインOSがそこに創生してゆく――丸の内という「食のハブ」は、そうしたグローバルな結び目となりうる場所ではないでしょうか?

おりしも丸の内では、大地を守る会とのコラボレーションで大丸有エリアとしての「食の共同調達」(大丸有つながる食プロジェクト)が今年度から始まり、食と農で人をつなぐ新たなソーシャルキャピタル創生の一歩を踏み出したところ。欧州での経験豊富な石田氏に、イタリアやEU、日本の状況とともに、スローフード運動の国際化戦略についても語っていただき、日本の動きとの連動、また元祖スローフードともいえる日本食の普遍的価値についても討議します。

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地球大学アドバンス

第50回地球大学アドバンス [コミュニティ・セキュリティの再構築] シリーズ10 3.11後の日本からはじまる新たな「地球基準」の文明

日時 : 2012年3月19日 (月) 18:30~20:30 18:00開場
場所 : 新丸ビル 10F エコッツェリア
企画・司会 : 竹村 真一(Earth Literacy Program代表/エコッツェリアプロデューサー)
ゲスト : 原 丈人氏 (デフタ・パートナーズ会長、国連顧問、財務省参与)

費用 : 2000円(エコッツェリア会員企業所属の方は無料)
定員 : 50名(申込先着順)

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アメリカ型の資源・エネルギー大量消費型の文明が中国・インドなど新興国の数十億に広がれば、地球が持続不可能なことは自明。震災と原発事故から、自らの省エネ・リサイクル技術の重要さ、陰翳礼讃と「もったいない」美学の地球的意味に気づいた日本人は、先進国と新興国に「この先に向かうべき姿」「追求すべき新たな価値」を世界に提示しうる唯一の国である、と。
また3.11と並んで大きな価値転換の津波となったリーマンショック、世界中で拡大する経済格差と中東の政情不安を受けて、世界は経済合理性と投資基準の新たな指標を求めています。国家にとっても、国民の病気や気候災害の増加によって”見かけ上”増大するGDPや経済成長率(同時に社会保障医療費や環境対策・インフラ維持など国のコストも増大)に代わる、新たな国づくりの指標が必要になってきています。

そろそろアメリカ型資本主義のものさしから自由になって、3.11後の日本として自らの価値尺度と美学にもとづく新たな経済成長ビジョンを提示すべきではないか?それが世界にとっても貧富拡大と環境破壊に代わる「希望の未来」を描くための、次代の地球社会のOSとなるだろう。
“ポスト3.11後のコミュニティ・セキュリティ”をテーマに討議してきた地球大学アドバンス、2011年度の総括として、こうした地球公益資本主義のビジョンを縦横に展開していただきます。

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2/20開催 第49回地球大学アドバンス [ コミュニティ・セキュリティの再構築] シリーズ 9 原発との共生-福島事故の真実とこれから考えるべきこと

日時 : 2012年2月20日 (月) 18:30~20:30 18:00開場
場所 : 新丸ビル 10F エコッツェリア
企画・司会 : 竹村 真一(Earth Literacy Program代表/エコッツェリアプロデューサー)
ゲスト : 田坂 広志氏(ソフィアバンク代表 元内閣官房参与(原発問題担当))

費用 : 2000円(エコッツェリア会員企業所属の方は無料)
定員 : 50名(申込先着順)

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田坂氏が昨年10月14日に日本記者クラブにおいて行った講演「福島原発事故が開けたパンドラの箱―野田政権が答えるべき国民の7つの疑問」は、公開1週間で視聴者が4万人を超え、その内容をさらに拡充した『官邸から見た原発事故の真実 - これから始まる真の危機』をこの1月に上梓されたばかり。
この新著において、事故直後に最悪の場合「首都圏三千万人の避難」という事態も起こり得たことを率直に語っておられます。

また「安全を語ることの自己催眠」「原発の安全性とは原子炉の安全性のことだけではない」と核心をついた数々の提言をされています。
仮に世論と政府の政策が「脱原発」の方向に進んだとしても、私たちは簡単に原発を卒業できるわけではない。政府の事故収束宣言とは裏腹に、福島原発の現状は収束にはほど遠く、高レベル放射性廃棄物の処理も含めこれからが正念場です。他の約50基の原発についても再稼働の基準や期間、進まない核燃料サイクル、そしていずれにしても廃炉と使用済核燃料管理の長い道のりがあります。
また国内の原発以外にも、中国や韓国で今後増設される原発のリスク管理は即、日本の国家的安全保障問題であり、その的確な管理と長期的な「脱原発」のためにも原発関連の技術水準の維持が不可欠です。

福島事故からまもなく1年、あらためて原発や放射能に関するリテラシーを国民的なレベルで高めてゆくために、特に放射性廃棄物処理問題の専門家として学位をとられた田坂氏にお話しをじっくり伺います。

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1/23開催 第48回地球大学アドバンス [ コミュニティ・セキュリティの再構築] シリーズ 8 感染症と文明―共生への道

第48回地球大学アドバンス [ コミュニティ・セキュリティの再構築] シリーズ 8
感染症と文明―共生への道

日時 : 2011年1月23日 (月) 18:30~20:30 18:00開場
場所 : 新丸ビル 10F エコッツェリア
企画・司会 : 竹村 真一氏(Earth Literacy Program代表/エコッツェリアプロデューサー)
ゲスト : 山本 太郎氏(長崎大学医学部・熱帯医学研究所教授)

費用 : 2000円(エコッツェリア会員企業所属の方は無料)
定員 : 50名(申込先着順)

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また新型インフルエンザの流行が心配な季節がやってきました。
100年近く前の新型インフルエンザ「スペイン風邪」は、世界中で数千万人の死者を出し、第一次大戦の終結を早めました。
しかし現在は人口も増えて都市も高密化し(満員電車という高効率の感染カプセルもあります!)、さらに数時間で感染者を地球のあちこちに運ぶ航空機ネットワークにより、地球規模のパンデミック(感染爆発)のリスクが100年前とは比較にならないほど高まっています。

また感染が復活しつつある結核、地球温暖化とともに感染域が日本にも近づきつつあるデング熱、あるいはエイズなども含め、感染症対策は人類社会にとって最重要のリスクマネジメント課題の一つと言えるでしょう。
では、その究極の対策は?近代医学は「病原菌の撲滅」と衛生環境の向上に邁進してきましたが、名著「感染症と文明」(岩波新書)の著者・山本太郎教授は、ウィルスや病原体の”撲滅・根絶”がその解ではないと説きます。

そこで展開されるのは、地球環境(生態系)と人間社会と病原体をトータルな「共生系」として捉え、その共生のバランスを探ろうというポスト近代の新しい医学思想。そして、ヒトへの適応過程にある(=次第に致死的な病気を発症しなくなり人類と共生しつつある)病原体の存在は、新たな病原体に対する「防波堤」の役割も果たす――従ってその「根絶」「消滅」は人類の防波堤の廃棄ともなると。

思えば人間も、人間だけで生きているわけではない。我々は腸内や皮膚や遺伝子のなかの多様な微生物との共生系であり、地球生態系とのつながりのなかの動的平衡(異種間コミュニケーションの系)として存在しています。そんな人類にふさわしい新たな医学・健康思想を、文明史的な観点から感染症を研究されてきた山本教授に伺います。あわせて新型インフルエンザなどの感染症対策について、企業の取組みも紹介します。

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12/19 第47回地球大学アドバンス [ コミュニティ・セキュリティの再構築] シリーズ 7 東北の食と農―21世紀型の生命地域産業の創生にむけて

第47回地球大学アドバンス [ コミュニティ・セキュリティの再構築] シリーズ 7 東北の食と農―21世紀型の生命地域産業の創生にむけて
日時:2011年12月19日 (月) 18:30~20:30 18:00開場
企画・司会:竹村真一氏(Earth Literacy Program代表/エコッツェリアプロデューサー)
ゲスト:
基調講演:藤田和芳氏(「大地を守る会」会長)
パネリスト:楠本修二郎氏(カフェ・カンパニー㈱代表)・古田秘馬氏(六本木農園代表)

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2011年は日本、特に東北の食と農の価値を再発見する年となりました。東日本大震災および原発事故による放射能汚染の影響は決して小さくはない。長引く風評被害も、日本の食が世界的なブランド価値を持ち始め、高付加価値の輸出産業としての展望が開けつつあった段階での大きな打撃でしょう。しかしそれ故に3/11は、逆説的に東北の食と農の価値を見える化し、その再生を”日本新生”にむけた国民的課題として私たちが意識化し直すきっかけともなりました。

戦後の復興と経済高度成長のなかで「労働力」と「電力」と「食糧」を首都圏に提供し続けるという非対称なシャドウワーク――こうした20世紀的な文脈を超えた新たな地平で、東北の食と農をどう再生しうるか?”森は海の恋人”(畠山重篤氏)に象徴されるように、農/林/水産業の縦割りを超えて地域の真の富を再生産してゆくような生命地域産業のデザインを、新たな東北と日本の創生の基盤となしうるか?また、そうした地域自立型・環境創生型の東北復興に、首都圏の私たちはどのような形で参加・協働しうるのか?

今回は自らも東北出身であり、「大地を守る会」代表として首都圏数万人の消費者と東北の生産者をつなげつつ復興支援してきた藤田和芳会長に、東北再生への思いを存分に語って頂きます。また復興直後から「食」の交流・交歓を通じて、首都圏と東北の生産者を結ぶ独自な支援活動を展開してきた食のプロデューサーお二人に、これまでの8カ月の経験と今後の展望をお話いただきます。 11月の地球大学「食糧争奪の現在」でも触れたように、世界の食と農をめぐる状況が急速に逼迫しつつあります。日本の食糧安全保障の観点からも、またTPPも含めたグローバル経済のなかでの日本の農林水産業の再構築という観点からも避けては通れない、「東北の食と農の再生」という重要課題を皆さんと考えてみたいと思います。

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第46回地球大学アドバンス [ コミュニティ・セキュリティの再構築] シリーズ 6 待ったなし!食糧安全保障―”食糧争奪”の現在

第46回地球大学アドバンス [ コミュニティ・セキュリティの再構築] シリーズ 6
待ったなし!食糧安全保障―”食糧争奪”の現在

日時:2011年11月28日 (月) 18:30~20:30 18:00開場
企画・司会:竹村真一氏(Earth Literacy Program代表/エコッツェリアプロデューサー)
ゲスト:柴田 明夫氏(資源・食糧問題研究所代表 『食糧争奪』著者) 

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震災復興と円高の日本ではつい忘れられがちですが、今年は2008年の記録的な「食糧高騰」を思い出させるような勢いで世界中で食糧価格の上昇が進んでおり、食糧危機の足音がいよいよ高まりつつあります。

世界人口の増加で、”明日は今日より22万食多く食事を用意せねばならない”(年間8千万人増を365日で割ればこうなります)。他方、食糧生産のほうは、異常気象・水不足・石油高騰・表土流出などによる農業生産力の頭打ちにより、到底需要の急増に追いつかない状況です。

世界全体がアメリカやオーストラリアなど特定少数の穀物生産国に依存するという、過剰なグローバリズムの脆弱さ。さらに20世紀末までほぼ100%自給してきた中国やインドなどの人口大国が食糧輸入を増やしていく趨勢のなかで、地球全体が「食糧危機」へのバッファー(余裕)を失いつつあり、投機マネーが食糧価格の乱高下をさらに増幅するという悪循環。

そんな中で、国内の食糧自給率の回復も含め、日本と地球の「食糧安全保障」のリデザインが待ったなしの急務になりつつあります。

今回は商社の研究所長として長年、世界の食糧・資源状況の分析を手がけられ、名著『食糧争奪』でそのマクロビジョンを提示された著者・柴田明夫氏に、特に2008年以降の3年間の世界の新たな動向、そのなかで日本が取るべき戦略について、「日本の食と農」の再生可能性も含めて伺います。

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