本日まで プラネタリーデザイン講座 2013年度11期 受講申込受付

京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス プラネタリーデザイン講座(主宰: 竹村真一)は、以下の要項で2013年11月期を開講致します。

3.11 東日本大震災で露わになったさまざまな課題 – 大人口が集中する沿岸低地都市の脆弱性、一元的なエネルギー・交通・サプライチェーンの危うさ、超高齢社会におよそ対応しえない社会システム – これらはすべて国家デザイン的な課題であり、なかんづく東京という典型的な20 世紀都市のサステナビリティ課題そのものだ。

したがって2020 年のオリンピックは、東京のリセット、日本という国家の再設計のための千載一遇のチャンスと捉えるべきだろう。50 年前の施設を利用するというだけでは、サステナビリティは担保しえない。むしろ高度成長期の社会設計をリセットし、21 世紀の地球環境(エネルギーや食糧、Global Aging 等の人口動態も含めた)における真の「持続可能性」を構築する好機として東京五輪を利用すべきだ。

これは日本のみならず20 世紀文明のリセットにむけた通過儀礼であり、課題先進国・日本として地球社会に先駆けて行なう創造的な社会実験でもある。“3.11 後のソーシャルデザイン” のショーケースとして東京が五輪をホストできれば、それは単にスポーツの祭典にとどまらず、今後「人口・都市問題」「エネルギー」「気候変動・防災」などさまざまな文明的課題に直面してゆく地球社会全体(なかんづくアジア・アフリカの新興国・途上国)にとって大きなギフトとなるはずだ。

3.11 から10 年目の日本で開催するオリンピックを、一過性の景気浮揚に終わらせることなく、こうした「地球の未来」を発見する場(“Discover Tomorrow”)にしてゆくために、本講座ではこれまでの2年半の議論も総括しながら創造的な思考実験を展開してみたい。

11月期

第1回
11月6日(水)
19:00-21:00
「東北スカイビレッジ構想 – 沿岸低地の防災都市設計の新パラダイム」
ゲスト:迫 慶一郎氏(建築家)
第2回
11月20日(水)
19:00-21:00 「fukushima 後の復興を担う人材を自然エネルギーを通して育成する」
ゲスト:半谷 栄寿氏(福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会代表理事)

お申し込みはこちらから。
http://gaien-tokyo.jp/pdl/#now

Planetary Design

11/7まで プラネタリーデザイン講座 11月期「ポジティブ・エイジングの思想」10/5より受講申込受付開始!

世界人口のマジョリティが高齢者となる“ グローバル・エイジング” の時代。従来の福祉・医療制度、社会保障の考え方が破綻してゆく一方、アンチ・エイジングや長寿遺伝子の研究、サイボーグ技術の普及による障がいの補完など、これまでのネガティブな高齢化社会像を覆すような「抗齢化社会」の展望も生まれています。

さまざまな障がいを克服して驚くような身体能力を発揮するパラリンピアン達が、ロンドン五輪で「スーパーヒューマン」として注目されましたが、そうした生きかた、従来の健康/ 障がいイメージを超えた人間観が、狭義の障がい者だけでなく、人類と社会の未来を考える普遍的なコンセプトとして要請される時代を迎えています。対症療法的な高齢化対策を超えて、人類進化の一段階として、この全地球的高齢化と「抗齢化」社会のトレンドを捉えなおすこと。

そして同時に、加齢と障がいの克服というポジティブな意思が、障がいや弱者への差別を助長する強迫的な暴力とならないようなバランス感覚。多様な人間のあり方を許容する「おおらかな人間観」こそが、今後のソーシャルデザインの要諦となるはずです。

11 月のPD 講座では、実際に高齢化による身体感覚の変化を先取り体験する“ 加齢スーツ” を参加者全員で試着してみるワークショップも交え、「ポジティブ・エイジング社会」の可能性を地球快適化インスティテュート(三菱ケミカルホールディングスグループ)とともに探っていきたいと思います。

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Planetary Design

10/3まで プラネタリーデザイン講座 10月期「こどもたちと創る未来」9/7より受講申込受付開始!

人間の創造性に焦点をあてる2012年度後期のPD講座、10月期のテーマは「こども」。本講座では、人間のこども期と老いを人間固有のギフト、最も創造性に満ちた時期として捉え、昨年度も「こどもがまちをつくる」といったテーマで討議を重ねてきました。保護・介護の対象としてでなく、未来を創る主体としてのこどもと高齢者、その可能性を引き出し、社会的なリソースとして活かすような手法や考え方を、今回はさらに具体的なプロジェクト・デザインにつなげたいと思います。(高齢社会については11月に開催)

本講座の共催企業であるSCSKは、次世代育成に取り組む社会貢献活動の一環として、こどもの創造性やコミュニケーション力を育むワークショップ”CAMP(Children’s Art Museum & Park)”を企画・実践されてきました。こどもに知識を提供するよりも、その探索心と想像力を拡張することに重点を置いたその画期的なプログラムは、オープンソースとして教育現場に提供されるのみならず、企業の社員研修プログラムとしても活用されています。一方、本講座の主宰者である竹村真一は、経済産業省キッズデザイン賞・コミュニケーションデザイン部門の審査委員長として、そうしたこどもの創造性を引き出すソーシャルデザインの重要性をかねてから提唱し、また「触れる地球」や愛・地球博「地球回廊」などの実践を通じて、世界のこどもたちをつなぐコミュニケーション実験を行ってきました。

今回はそれを文字通り「世界をつなぐ航海」として実践しているピースボート(小野寺愛さん)との合わせ鏡で、こどもたちが地球規模でつながりあって共に未来をデザインしてゆくようなプラットフォームづくりの可能性を探ります。また、そうした枠組みで子ども達が主体となって、東北復興や世界の課題のソリューションを討議・共創してゆくような「こどもソリューション・サミット」の構想も、SCSKとともに総括討論で提案してみたいと思います。

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Planetary Design

7/4まで プラネタリーデザイン講座 7月期「新炭素文明のデザイン」6/15より受講申込受付開始!

プラネタリーデザイン講座 7月期講座「新炭素文明のデザイン」のWEB受講申込が6/15(金)10:00~7/4(水)16:00で行われます。7月は、PD講座初参加となる三菱ケミカルホールディングス・地球快適化インスティテュートを協賛企業にお招きし,植物由来のプラスチックや高機能素材の開発で世界をリードする,日本の有機化学のトップランナーとして人類社会が地球生態系とどんな新たな創造的関係をデザインしていけるか?という文明の可能性を占います。

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Planetary Design

5/30まで プラネタリーデザイン講座 6月期「水みちのデザイン」受講申込受付中!

プラネタリーデザイン講座 6月期講座「水みちのデザイン」の受講申込を受付中です。6月は、沖大幹氏の大きな水循環思考、保屋野初子氏が提唱する地域的な水の微小循環思想を踏まえ、水まわりの専門企業・株式会社LIXILとしての新しい水循環の考え方を提示いただきます。

お申し込みはこちらから。

Planetary Design

5/1まで プラネタリーデザイン講座 5月期講座 受講申込受付中

プラネタリーデザイン講座 5月期講座「地球可視化計画」の受講申込を受付中です。5月は、講師にフォトジャーナリストでDAYS JAPAN編集長の広河 隆一氏を迎えます。お申し込みはこちらから。

Planetary Design, 講演/セミナー

2012年度プラネタリーデザイン講座 キーノート資料を公開

2012年度 プラネタリーデザイン講座 キーノート「“Post-3/11” から ”Base of the Planet” へ」の資料を公開しました。
http://gaien-tokyo.jp/pdl/data/PDL20120419_takemura.pdf

Planetary Design, 講演/セミナー

4/12まで 2012年度プラネタリーデザイン講座 受講受付中

2012年度プラネタリーデザイン講座の第1回、第2回の受講を受付中です

スケジュール
2012/04/19(木)
19:00~21:00
基調講演:竹村真一
[担当講師:竹村 真一]
”Globalism” を超える”Planetary” な視座
―500 年の近代史、5000 年の文明史、5 万年の人類史のなかの「現在」

2012/04/26(木)
19:00~21:00 ゲストトーク:石田秀輝氏
[担当講師:石田 秀輝]
ネイチャーテクノロジー~生命に学ぶデザイン
ゲスト:石田秀輝氏( 東北大学大学院環境科学研究科 教授)

受講料
4,000 円
会 場
東京芸術学舎 外苑キャンパス
申し込み
https://gaien-tokyo.jp/pdl_p/detail.php?act=new&a=2&b=2012&c=1

Planetary Design, 講演/セミナー

3/15 Planetary Design講座総括報告会

3/15(木)に、「2011年度プラネタリ―デザイン講座総括報告会」を開催します。2011年度のPlanetary Design講座のまとめをし、2012年度の講座のコンセプトを提示します。ぜひ、ご参加ください。

プログラム

  • 竹村真一 キーノートスピーチ
  • 協賛企業による2011年度の総括プレゼンテーションとディスカッション
  • 2012年度のプラネタリ―デザイン講座のコンセプト提示

開催概要

  • 3月15日(木)19~21時 京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス 101教室
  • 込み不要・参加無料

詳細はこちらから。
http://gaien-tokyo.jp/pdl/

「3.11後、なお野蛮で無いデザインはあり得るか?」

講座主宰:竹村真一より、2012年度のPlanetary Design講座のコンセプト・メッセージです。

2011年度、外苑Planetary Design講座は、この問いに向きあいながら進めてきました。

たとえばライフラインの「安全神話」が根底から問われた状況で、なお安定した電力供給や20世紀型の社会インフラを前提とした電化製品やサービスを提供するだけでは、誠実なモノづくりとはいえないでしょう。(本講座の共催企業からは「いのちの安全保障装置となりうる住まいのかたち」、電気や水がなくても最低限暮らしを支える「無水・無電源トイレ」などが提案され、実際に開発も進められつつあります。)
また震災後1年を経過してなお処理できない有害なガレキと放射性物質の存在は、「死」を内包しない人工物を生みだす未熟な技術文明の鏡であり、“自然界に本来ゴミは存在しない”“ゴミはデザインの失敗である”という根本理念をあらためて引き受けなおすことを私たちに迫ります。
さらに震災が浮き彫りにした「人間力」の大切さ。自らの判断で逃げのびた釜石“てんでんこ”の子どもたち、原子炉の安全性だけでは担保できない「社会と組織の安全設計」、電力不足のなかで最大の発電所となった節電のウエーブ・・。人間の創造力が自発する余白をどう残すか?社会設計やモノづくりにおいて「人間」というファクターをどう位置づけなおすか?――これも3.11後に浮上した重要なデザイン課題です。(「ギフトとしての子ども期と老い」「デジタル時代の耳(音環境)のデザイン」といったテーマもここに光を当てるものでした。)

しかし思えば、これらは3.11後の日本のみならず、地球全体で必要とされる新たなデザイン指標ではないか?大規模自然災害の「常態化」、石油・食糧高騰や水不足、広がる経済格差といった状況のなかで、最低限のエネルギーや水をインフラフリー/マネーフリーで確保しうるような真の意味での「ライフライン」の再設計は、世界中で切実なニーズのある「地球基準」のデザインであるはずだ。――こうしたビジョンが“Base of the Planet”という講座全体のテーマ設定の背後にありました。
また20世紀文明の産物を新興国・途上国市場に持ち込んで、エネルギー消費の増大と経済格差、大量のプラスチックごみを生みだす野蛮なBOP(Base of the Pyramid)ビジネスでなく、多様な文化に育まれた自然共生型の暮らしに学びなおしつつ、誇りをもって世界中にプレゼントできるような新たな地球基準Base of the Planetの商品・デザインを、3.11後の「課題先進国・日本」から生み出したいという思いが、共催企業や参加者の間にはありました。

こうした意図と1年間の討議・共創の成果が、いま私たちのなかで“まちに咲く花”“地球センスウエア”というコンセプトに結晶化しつつあります。
植物のように天地を結ぶインターフェイスとなり得るようなまちづくり、地球と人間のコミュニケーションまで媒介しうるようなデジタル・ネットワーク文明ver2.0――それは「いのちの安全保障」「生命に学ぶデザイン」「人間をバカにしない文明設計」といったPD講座の主題群が焦点化され、多分野のトップランナー企業のアイデアと技術が結集して、3.11後の日本から世界に提案されるソリューション・デザインです。

PD講座2012は、この2つの共創プロジェクトに皆さまをお誘いしたいと思います。

Planetary Design, 講演/セミナー

1/5まで。Planetary Design 講座「高齢化というギフト―グローバル・エイジングという社会デザイン」受講申込受付中

1月のPlanetary Design 講座「高齢化というギフト―グローバル・エイジングという社会デザイン」(共催:ミサワホーム株式会社)の受講申込受付は、2012年1月5日(木)までです。詳しくは、以下のURLをご参照ください。

https://gaien-tokyo.jp/pdl_p/detail.php?act=new&a=2&b=2011&c=5

Planetary Design