地球茶室

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人類は地球という巨象の背中に乗るノミのような小さな存在ですが、その認識の断片をジグソーパズルのように集めて、巨象の体調や体温の微妙な変化をモニターしつつあります。ここに置かれた5つの地球儀は、その意味でこの星の自画像であるとともに、この惑星環境のかけがえのなさに気づき始めた地球時代の人類の精神を表現したものでもあります。

また「茶室」は、もともと四季の移ろいなどの環境情報を(茶器や掛軸などのしつらいとして)編集するメディアであり、それを通じて宇宙の真理を体感する知的装置でした。その本来のコンセプトからすれば、現代の先端技術でリアルタイムの地球の自画像を描きだすこの空間は、まさに“地球茶室”と呼ぶにふさわしいものでしょう。

この「地球茶室」が、地球環境と人類の危機だけでなく、そうした自己認識を共有する人類社会の新たな未来を映しだす鏡となることを願っています。

北海道・洞爺湖サミット 国際メディアセンター(IMC)環境ショーケース(2008.07.05〜10)にて、5台の「触れる地球」による展示スペース「地球茶室」が展開された。

[地球茶室]
総合企画・プロデュース
竹村 真一(Earth Literacy Program)

空間ディレクション
内田 繁(株式会社内田デザイン研究所)

照明ディレクション
藤本 晴美

サウンドディレクション
川崎 義博

協力
特定非営利活動法人ガイア・イニシアティブ/Earth Literacy Program/株式会社GKテック/株式会社内田デザイン研究所

[触れる地球]
プロデュース: 竹村 真一 (Earth Literacy Program)
制作: 株式会社GKテック

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